頭痛外来
頭痛外来のご案内

「頭痛くらいで病院に行っていいのかな…」
そう思って我慢していませんか?
実は、頭痛で日常生活に支障を感じている方はとても多く、専門的な診断と治療で症状を軽減できるケースもたくさんあります。
当院では、さまざまなタイプの頭痛に対応しています。
このような方はご相談ください
・月に何回も頭痛がある
・痛み止めが手放せない
・頭痛で仕事や学校を休むことがある
・頭痛と一緒に吐き気や目の奥の痛みがある
・頭痛がひどすぎて一日中寝込んでしまう
・痛み止めを飲んでも効きにくくなってきた
・今までと違う、急に強い頭痛が出るようになった
診察ではこんなことを行います
・頭痛のタイプの見極め(問診・必要に応じて画像検査)
・生活習慣や誘因の確認
・内服薬や注射薬による治療のご提案
・生活改善やセルフケアのアドバイス
「頭痛」と一口に言っても、原因も対処法も人それぞれ。 丁寧にお話をうかがい、あなたに合った治療法を一緒に考えていきます。
当院で可能な治療法の一例
・鎮痛薬(痛み止め)の処方
・頭痛予防薬
・CGRP阻害薬による注射治療(片頭痛予防)
・生活指導・ストレスマネジメント
・漢方薬の併用(医師の判断、希望に応じて)
頭痛のない日常を取り戻しましょう
「たかが頭痛」と思われがちですが、毎日の生活に大きな影響を与える症状です。
当院では、専門的な知識と患者さんに合った治療法をもとに、あなたの「つらい」をしっかりサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。
●問診票のダウンロードはこちら |
---|
●頭痛問診票のダウンロードはこちら (頭痛の方は一般問診に加え、頭痛問診票も書いてもらいます。計2枚) |
CGRP注射療法(片頭痛予防治療)のご案内
つらい片頭痛に、新しい治療法があります。
「月に何度も片頭痛が起こる」「市販薬や処方薬を飲んでも効かない」「仕事や家事に支障が出る」
そんな片頭痛にお悩みの方へ、CGRP(カルシトニン遺伝関連ペプチド)という痛みに関わる物質をブロックする注射薬が、新しい治療の選択肢となっています。
CGRP阻害薬ってどんな治療?
・CGRPという神経伝達物質は、片頭痛の発作を引き起こす原因の一つです。
・「CGRP阻害薬」は、この物質の働きを抑えることで、片頭痛の頻度や強さを軽減します。
・月に1回の皮下注射で、継続的に片頭痛の発作を予防できます。
治療に使われる主な薬剤
当院では以下のCGRP阻害薬を取り扱っています(保険適用あり)
薬剤名 | 特徴とポイント | |
---|---|---|
エムガルティ | 群発頭痛にも有効(保険適用外)。効果実感が早い例も。 | |
アジョビ | 月1回または3ヶ月に1回の注射が選べます。 | |
アイモビーグ | 唯一の“受容体”阻害薬。便秘の副作用がやや多いことも。 |
※医師が症状や体質に応じて最適な薬剤を選びます。
この治療が向いている方
・月に4回以上の片頭痛がある方
・薬が効かない、または副作用が強い方
・毎日の服薬が難しい方
・群発頭痛の診断を受けた方(エムガルティ注射:保険適用外使用になります。)
治療の流れ

-
- 頭痛の問診・診察
- 頻度、強さ、生活への影響など
-
- CGRP阻害薬が適しているかを判断
-
- 初回投与(皮下注射)
-
- 1〜2ヶ月ごとに効果を評価し、継続治療を検討します
よくあるご質問
頭痛は「我慢するもの」ではありません
片頭痛は、放っておくと生活の質(QOL)を大きく下げてしまう痛みです。
最新の注射療法で、薬に頼りすぎない生活を目指してみませんか?
つらい頭痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。